福岡大学附属若葉高等学校様

Interviewee:情報科 小藤 隆 先生 / 理科 松下 喜義 先生
使用商品タイプ:TypeQuick for Schools 学校サイトライセンス
選択されたコース:ローマ字コース

福岡大学附属若葉高等学校は、福岡市民のオアシスである水と緑の癒しの大濠公園からも近い福岡市中央区荒戸に位置します。
高大一貫教育プログラムに基づき、大学教育において必要となる学習基盤をしっかりと身に付けさせる、本来あるべき高校教育が実施されています。
2019年度からは男女共学になり、校訓として「強 正 優」の漢字三文字から成る1927年来の訓えが引き継がれます。

九州女子高等学校時代の1996年からずっと授業でTypeQuickをご使用いただいている小藤隆先生と、現在は理科ご担当ですが以前情報科をご担当されていた松下喜義先生にお話を伺いました。

中学時代にタイピング練習をしたことがない生徒が大半なので、今もタイピング練習は必要であると思っています。

タイピング練習の前任者に倣ってLesson6までは必須として、更にLesson10までを成績評価の対象となる課題として与えています。
情報科の最初の授業でTypeQuickの説明をし、練習を始めます。その後5~6時間の授業の中で練習を進めます。
評価もあるので、授業時間だけで足りない生徒は、朝、昼休み、放課後にも練習ができるように教室を開放しています。
目標は正確率90%以上で、スピードにはこだわりません。TypeQuickで気に入っている点は、飽きないでできるということです。飽きないからこそ、9割の生徒が課題をクリアしています。
TypeQuickでタイピングスキルを身に付けた後、授業はWord、Excel、Power Pointの内容に入っていきます。入力能力に差がないので、タイピングのできない生徒を待って授業が止まるということもなくスムースに進められます。

情報科として心掛けているのは、大学生になって文書作成、データ処理、プレゼンテーションについて必要な時に支障なく取り組めるだけの、本来高校時代に身に付けておくべき能力をしっかりと生徒に身に付けさせることです。

3学期になって時間がある時にTypeQuickをさせると、生徒は懐かしがってやります。時には生徒の側から「もうやらないのですか?」と声が上がる時もあります。

大学生になってから、周りの学生が正確にタッチタイピング出来ていない様子に気が付くことも多く、その時に自分は正しいタイピングがすっかり習慣化しているのだとはっきり感じるようです。

TypeQuickについて強いて要望をあげるなら、Part Aが終わりきらないと記録が残らずやり直しとなるので、記録に残る区切りがもう少し短くなると良いと思います。


※ 掲載内容は2018年8月現在のものです。