麗澤瑞浪中学・高等学校様
Interviewee:技術・情報科 郷 貢 先生
使用商品タイプ:TypeQuick for Schools 学校研修キット クラウド版
「タイピングは“読み書きそろばん”。 子どもたちに“一生モノ”の力を」
― 中学・高校 技術・情報科 郷先生に聞く、TypeQuick活用の実際
パソコン教育の初期から長年TypeQuickを活用し、生徒一人ひとりの“できた!”を引き出してきた郷先生。 授業での工夫、導入後の変化、そしてこれからの展望について伺いました。
Q:TypeQuickを導入されたきっかけを教えてください。
A:
私がこの学校に来た当時、パソコン教育がちょうど始まるかどうか…という時期で、まだ「まずはパソコン教室を作ろうか」という段階でした。 そんなとき、先輩の先生が「これ、いいソフトだよ」って紹介してくれたんです。 それがTypeQuickでした。 まだフロッピーディスクの頃ですよ(笑)。
私自身、当時タイピングが得意ではなかったんですが、使ってみたらすごくよくできていて、「あ、これなら自信つくな」って思いました。 それで、「これを生徒にも使わせてみよう」と。 子どもって自転車と一緒で、最初にしっかり身につければ、ずっと忘れない。
“タイピングができる”って、ICTに対しての自信にもなるんですよね。
Q:多くのソフトがある中で、TypeQuickを選んだ決め手は?
A:
いろいろ試しましたよ。 資料請求して、実際にいくつか動かしてみて。 でも、途中で飽きちゃうものが多かったですね。 TypeQuickは、段階的にちゃんと組まれていて、「やればやっただけ自分が伸びている」のが実感できる。
例えば、最初はアルファベットだけだったのが、どんどん文章を打てるようになっていく。 さらにロイヤルコース、英字コースと発展もできる。 「ここまでできた!」って、子どもたちが目に見えて達成感を得られるのは大きいです。 そういう意味では、教材として本当によく設計されていると思います。
Q:授業ではどのように取り入れているのですか?
A:
中学校では技術の時間に、高校では情報の時間に使っています。 まず最初の授業で、ホームポジションや指の置き方などを全員で確認します。 あとはそれぞれのペースで、どんどん進めていくスタイルです。
授業の課題が早く終わった子に「TypeQuickやっていいよ」って伝えたり、期末テストの前に「この日までにここまでやっておこうか」とか、負担にならない範囲でノルマを出したり。 クラウド版なので「家でやってきてもいいよ」と言っています。 興味のある子はどんどん進んで、1学期のうちにロイヤルコースまで終える生徒もいますよ。
Q:生徒たちの取り組み方に変化はありましたか?
A:
あります、あります。 中学生って、とにかく「速く打ちたい」んですよ(笑)。 でも、私は「速さより正確さ」って伝えています。 どれだけ速くても、間違ってばかりでは意味がない。 私は「正確に打った方が点数高いよ」って言うんです。
それに、授業中に「この子が終わるまで待っててね」みたいなことがなくなったのは大きいですね。 タイピングがある程度できていれば、全員が時間内に課題を終えられる。 つまり、授業の流れが止まらなくなったんです。
あと、学習があまり得意じゃない子でも、「タイピングだけは得意」って言ってくれるんですよ。 そういう“得意”があると、やっぱり自信につながりますね。
Q:先生として便利に感じている点はありますか?
A:
記録が見やすくなったのは本当に助かります。 誰がどこまで進んでいるのか、「あ、この子レッスン4飛ばしてるな」とかもすぐに分かる。 そういう子には「ここ、飛ばしてるよ」ってメールで伝えることもあります。 以前に比べて、ずいぶん使いやすくなりました。
Q:逆に、改善してほしい点や要望はありますか?
A:
ひとつは「次へ」ボタンですね。 子どもって、何も考えずにポンポン押しちゃうんですよ。 だから、レッスンが終わるまではボタンが出ない仕様にできたらいいなと。 そうしたら、ちゃんと終えてから次に進むようになると思います。
あと、今どのレッスンに自分がいるかを、メニュー画面でも見えるようにしてもらえるとありがたいですね。 履歴を見れば分かるけれど、もう少し視覚的にわかりやすいと助かります。
Q:TypeQuickを導入して、予想外に良かったことはありますか?
A:
私立なので卒業生がよく学校に顔を出してくれるんですが、「先生、タイピングだけはちゃんとやってました」って言う子が多いんですよ。 「会社で褒められた」「あれやっておいてよかった」って話してくれる。 やっぱり、やってきたことが社会で活きているんだなって、実感しますね。
Q:最後に、導入を検討している他校の先生方へ一言お願いします。
A:
私は「タイピングはコンピュータにおける“読み書きそろばん”」だと思っています。 すべての基礎になるスキル。 ここをしっかり固めておけば、その先の学びもスムーズになるし、生徒自身の自信にもつながります。
そして何より、子どもたちが「自分はできる」って思えることが大事。 TypeQuickは、そういう小さな“できた”を積み重ねられる教材です。 ぜひ、多くの学校で活用してほしいですね。
※ 掲載内容は2025年7月現在のものです。