玉川大学様
「いつでも学べる」環境を整え、授業にも組み込むことで、10年以上続く情報倫理教育へ
毎年ブラッシュアップされる教材を、授業の中で活用。
教育学部・リベラルアーツ学部の1年生が情報倫理を学んでいます。
玉川大学様では、2013年から情報倫理教材「INFOSS情報倫理」を継続して利用しています。
現在は、教育学部・リベラルアーツ学部の1年生が、必修の授業の中で受講しています。
10年以上にわたって活用を続けてきた背景や、大学での情報倫理教育について、運用のご担当者様にお話を伺いました。
Q1:INFOSS情報倫理を導入した当時のねらいを教えてください。
LMSやBYODの活用が進む中で、学生が安全かつ適切に情報を活用するための情報倫理教育が重要だと考えました。
本学では2013年以前からLMSの活用が進んでおり、ほぼ100%の学生が授業でLMSを利用していました。またBYODも取り入れており、自分のノートパソコンを使って学内外にてネットワークに接続し、LMSコースの授業教材の確認や課題作成をする学生が多くいました。
こうしたICTの利用機会が広がる中で、情報を正しく活用するための知識や、インターネットトラブルを未然に防ぐための情報倫理を身に付けてもらうためにINFOSS情報倫理を導入しました。
INFOSS情報倫理は、本学で利用していたLMSと連携ができるため、学生がアクセスしやすく、先生が学生の成績を確認しやすい点もメリットに感じました。
Q2:現在は、どのように活用されていますか?
現在は、全学生が自主学習に利用できるようにしており、一部の学部では授業でも活用されています。
INFOSS情報倫理を設定したWebClassのコースに全学生を登録し、いつでも自主学習ができるようにしています。また、教育学部とリベラルアーツ学部では授業の中でも活用しています。
リベラルアーツ学部は、導入当初から「情報科学入門」の授業で、教育学部は2024年度から「一年次セミナー101」という初年次教育の授業のコースに組み込んで活用されています。どちらも1年生が全員受講する授業です。
大学生になると、自身で管理するノートパソコンを利用する機会が増えます。そのため、1年生のうちに情報倫理について学ぶことは大変有意義であると考えています。
Q3:10年以上継続して利用されている理由は何でしょうか?
毎年ブラッシュアップされているところが良いと思います。
先生からは、毎年内容がブラッシュアップされていることに加え、前年に発生した情報関連の出来事が新年度版にしっかり反映されている点が良いという声がありました。
情報を取り巻く環境は常に変化しているため、毎年内容が更新されることは、先生方にとっても活用しやすいポイントなのだと思います。
Q4:教材そのものについて、使いやすいと感じる点はありますか?
いろいろな内容が章ごとにまとまっていて、テストの受講状況も確認しやすいです。
情報倫理に関するいろいろな内容が章ごとにまとまっており、イラストも多く、学生にとって読みやすい教材だと思います。
両学部とも授業では、まずテキストをしっかり読み込み、修了テストを受講するように指導をしています。その際、テストは1回だけではなく何度でも受け直せる設定としており、満点を取ることを目標にして、理解を深める運用をしています。そのため、テキストページへのアクセス履歴やテストの受講状況が確認できることも、先生方が授業で利用しやすい理由の一つだと思います。
Q5:学生を取り巻く環境が変化する中で、情報倫理教育についてどのように考えていますか?
これからは、生成AIに関する内容がより重要になってくると思います。
情報を取り巻く環境や技術は非常に速いスピードで変化しており、それに伴ってトラブルの内容も多様化しています。学生がトラブルに巻き込まれたり、意図せず問題を起こしてしまったりすることを防ぐためにも、事前に知識として学んでおくことの重要性は今後ますます高まっていくのではないでしょうか。
特に現在は、生成AIに関する内容が大きなテーマになってくると思います。生成AIに関する知識や活用方法だけでなく、著作権やプライバシー、情報の正確性などの課題についても理解し、適切に利用するための知識を身に付けることが必要になってきていると感じています。
情報倫理教育については、時代に合わせて内容を見直しながら、これからも継続して取り組んでいきたいと考えています。
※ 掲載内容は2026年9月現在のものです。
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