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京都産業大学様

掲載日:2018年3月

「INFOSS 情報倫理」導入

全学生、全教員、全職員を対象とした情報倫理教育への取り組み

京都市北区に位置する緑豊かなキャンパスには、文系・理系9学部と大学院が集結し、約13,000人を超える学生が学ぶ一拠点総合大学です。開学時には、世界最速の大型コンピュータを導入するなど、情報処理環境の改善に日々取り組んで来られました。
今回は京都産業大学様における、全学をあげての情報倫理教育への取り組みについてご紹介致します。

情報倫理教育の歴史

情報倫理教育の平成16(2004)年度までは必修科目の情報教育基礎科目において情報リテラシーの一部として情報倫理教育を実施していましたが、情報教育基礎科目が必修科目ではなくなりました。
そこで平成17(2005)年度より全学的に情報倫理教育を実施することを学内委員会において決定し、各学部に実施を依頼しました。その際情報センターでは、e-Learning用教材として利用できるようLMS上に情報倫理教材を掲載し、提供するようになりました。

情報倫理教育教材の選定

情報倫理教育専用の授業を開講することは難しく、また毎年新入生約3,000人を対象に講習会を実施することは負担が大きすぎるため、e-Learningで実施することとしました。
その際、教材はパッケージ製品を利用することとしました。ただし、本学独自の問題を追加することが可能で、理解度を確認するために、繰り返し受験できるテストがあることを条件としました。
検討の結果、教材として「INFOSS情報倫理」を採用することになりました。全7章のコンテンツで、修了テストが付属しており、修了テストは100問(20問×5セット)用意されています。
選定のポイントとして、問題の修正や追加などを柔軟に行える点や、最新の事例にも対応している点を評価しました。

情報関係の委員会によるチェック

全学での情報倫理教育を行うにあたり、学内の情報関係の委員会において、教員4名(経済,法律,文化,理工系)による教材のチェックを実施しています。

  • チェックの観点
  • - 内容に誤りがないか
  • - 内容が古くないか
  • - わかり辛い表現はないか
  • - 本学のルールに変更する箇所がないか 等

毎年2月上旬に日本データパシフィックからリリース直前のコンテンツデータの提供を受け、各分野に詳しい委員の先生方に内容をチェックして頂いています。チェックの過程で誤りや疑問点があれば問い合わせをしており、指摘した内容が製品版に反映された事もありました。
さらに本学ではINFOSS情報倫理に、5ページほどで構成される「京都産業大学インターネット利用に関するガイドライン」という独自の章を付け加えて、全員に安全なインターネット利用について周知を行っています。

情報倫理教育の実施方法

学部生に関しては約3,000人の1年次生全員を対象としており、実施方法は学部ごとに異なりますが、全ての学部でINFOSS情報倫理を利用しています。
例えば、初年次ゼミ等の少人数科目の授業で利用したり、学部の全1年次生がメンバーのコースを作成して新入生オリエンテーションに組み込んで実施したりしています。
なお、本学ではINFOSS情報倫理の確認テストで80点以上(100点満点)を取る事を合格の条件としています。
また学生のみならず、全教員、全職員が情報倫理教育の対象となっており、INFOSS情報倫理を利用した研修を行っています。

図.情報倫理教育の実施状況

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